基礎代謝を上げることがダイエットをスムーズに進めるために欠かせないと言われているのは、代謝が上がることでエネルギー消費量が増え、痩せやすく太りにくい体になるためです。
また基礎代謝は上げることで新陳代謝が良くなり美容や体調不良の改善効果も得ることができます。
ダイエット目的はもちろん、美容健康のためにも食事や運動を工夫改善して基礎代謝を上げましょう。
基礎代謝を上げる食事と運動方法
基礎代謝を上げる食事は難しいことではありません。栄養バランスと食事のタイミングを規則正しく行うだけで、十分に効果があります。
ダイエット中の食事となるとカロリーを気にしてしまいがちですが、高カロリーだからといって炭水化物やたんぱく質を全く摂取しない食生活は危険です。炭水化物は効率の良いエネルギーですから、ダイエット中の運動を支えてくれます。
たんぱく質は筋肉を作るために欠かせない栄養素です。十分に摂取して運動によって筋肉量が増加すれば、基礎代謝はどんどん増していきます。
カロリーを気にして炭水化物やたんぱく質を避けると運動する力が発揮できず筋肉は減少して基礎代謝が下がってしまいます。すると、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。
食事回数は1日3食が基本ですが、こだわる必要はありません。自分の生活に合わせて1日2食でも、1食に減らしても問題ありません。ただし、十分な栄養は毎日確保しましょう。
基礎代謝を上げる運動のポイントは、有酸素運動と無酸素運動の両方を心がけることです。有酸素運動はジョギングのような長い時間を連続して行う運動で、無酸素運動はダンベル運動のような短時間で筋肉に負荷をかけて刺激する運動です。

どちらも別々に取り組むのもよいですが、運動時間に制限があったり室内で手軽に行いたい方は、ピラティスエクササイズやパワーヨガがお勧めです。いずれも有酸素運動と無酸素運動を組み合わせた効果が得られます。
無酸素運動は筋肉が大きくなって筋肉太りを心配する方がいますが、自重トレーニング程度であれば太くなりすぎることはないので心配はいりません。
筋肉太りを不安に思って有酸素運動だけ取り組んでいては、筋肉が思うように成長しないので基礎代謝もなかなか上げることができません。
基礎代謝を上げるには食事と運動の両方を同時に行わなくてはいけません。
いくら食事でたんぱく質を十分に摂取していても、運動で筋肉に変えることができなければ意味がありませんし、逆に運動してもたんぱく質が不足していては筋肉が成長しません。
食事と運動のいずれかに偏らず、体に無理のないペースでバランスよく行いましょう。
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