栄養失調が引き起こす頭痛や下痢などの症状一覧


栄養失調が引き起こす頭痛や下痢などの症状について

最近はダイエットなどをすることによって栄養失調になり頭痛や下痢などの症状に悩まされる人が増えています。栄養失調になったときに出てくる主な症状としては、頭痛や下痢、さらにはめまいや髪の毛や肌がぱさついてくることがあります。

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毎日の仕事が忙しくて食事の内容が決まってしまったり、食事を抜いてしまったり、ダイエットで食べる量を極端に減らしたりしたときに起こるのが栄養失調です。
一日に必要な栄養素が十分に摂取されないと身体に異常が出てきて栄養が足りていないことを体は知らせてくれます。それで、栄養失調は体からの栄養を必要とする緊急サインであると言えるでしょう。
特に、タンパク質が不足すると血液中のアルブミンが十分に生成されなくなるので貧血症状が出て、頭痛やめまいを感じることがあります。

さらに、栄養失調になると腸に力が入らず、腸の中で食べ物をきちんと消化していくことができなくなってしまいます。そうすると下痢になってしまうのですが、このときに覚えておきたいのは2,3日程度の下痢ならあまり深刻になる必要は無いと言うことです。そうではなく、栄養失調が原因の下痢というのは1週間かそれ以上の期間に渡って続いていきます。そのように慢性的な下痢になったときは栄養失調の可能性がありますので十分に注意しましょう。

栄養失調というのは最近ダイエットや不規則な生活によりよく見られるもので、新型栄養失調と呼ばれることもあります。栄養失調というとやせている人がなると感じますが、体型がやせている、太っているというのは関係なく起きるものです。

また、食事はしていても栄養素が十分に足りていないと栄養失調になることがあり、ビタミンやミネラルが不足しているときにも栄養失調になることがあります。

さらに、ダイエットなどによって鉄分が極端に不足すると低血糖や貧血になり、脳に酸素が足りずにめまいがすることもあります。こんなときには不足している鉄分だけを補給するのではなく、マグネシウムも一緒に鉄分と摂取することをおすすめします。

なぜなら、マグネシウムは血管を広げる作用があり、鉄分によって作られた血がすぐに脳に行き渡るようにしてくれるからです。鉄分とマグネシウムを両方含む食品として納豆がありますので、栄養失調の症状が出てきたと感じるときには、とりあえず納豆を食べるのが良いでしょう。

ダイエットや忙しい生活は決して現代の社会では避けて通れないものですが、必要な栄養素はきちんと取るようにしましょう。


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