栄養学の独学方法と資格取得の難易度について


栄養学を独学で学ぶときに目指す資格というのはほとんどが栄養士か管理栄養士となるでしょう。しかし、栄養士になるには独学だけで資格を取得することはできず、専門学校などの養成施設に入らなければなりません。

管理栄養士の場合は、栄養士の資格を持っているなら独学で国家試験を目指し、管理栄養士としての資格を取得することは可能です。

栄養学の独学方法と資格取得の難易度

管理栄養士を独学で目指すときの独学方法というのはどのようなものなのでしょうか。
それは、完璧を目指すというよりも試験に合格するラインである最低ラインの60パーセントを目指した勉強をしていくと言うことです。

つまり、管理栄養士の試験に合格するためにすべての分野を網羅しなければならないと考えすぎるのではなく、たとえ全部を勉強したり覚え切れたりしていなくても、焦らずに40パーセントは分からなくても大丈夫と考えるのです。自分の得意分野や比較的出題傾向が高い分野を重点的に勉強していき、試験の60パーセントを確実に正解になるように努めることができるでしょう。

そのためにも管理栄養士国家試験の過去の問題集をひたすら解き続けたり、過去の問題集の傾向を解説し栄養学を基礎から学んでいくことができる参考書を学んだりすることが独学の良い方法です。

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また、参考書を準備したときには、全体を把握するためにどんどんページを進めていき、分からないところやなかなか覚えられないところは印だけつけて、とりあえず先に進んでいきましょう。そして、後から分からないところを重点的に学ぶことができますし、最後まで参考書を学習したときにはその部分が分かるようになっていることもあります。

そして、試験の日が数ヶ月後に迫ってきたならば、過去の問題集を時間を計り本番と同じリズムで問題を解いていくことができるようにしましょう。何度も練習していくと、だんだん問題を解くペース配分ができるようになり、本番でも焦らなくてすむでしょう。

試験の日が数週間後に迫ってきたならば、最後は栄養価の数値や食事摂取のカロリーや栄養素の細かな数値を暗記していきましょう。

栄養学を独学で学び管理栄養士になる難易度は比較的高く、試験合格率は20パーセントとなっていますが不可能ではありません。

忙しくて管理栄養士養成施設に行くことができないなら、過去5年分の問題集などを解きながら独学で資格取得を目指すことができるでしょう。
どうぞ、上記の独学方法のポイントを踏まえながら学習を進めていってください。


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